「今日こそは早く終わらせよう」
「ちゃんとやる気出さなきゃ」
…そう思って朝を迎えたのに、なぜか夕方にはグッタリ。
やろうと思っていたことが半分も終わっていない。
そんな経験、ありませんか?
私も以前は、毎日のように「時間をうまく使えない自分」にイライラしていました。
家事も育児も仕事もやることだらけ。
現実逃避でスマホを触ると、気づけば1時間くらいSNSを眺めてる…
または、仕事をしているつもりでも、なんとなくダラダラと資料作成を続けてしまっている…
それでいて、1日が終わるころには疲労感だけが残って、「また自分ってダメだな…」と落ち込むループ。
でも、そんな習慣を変えるきっかけになったのが「ポモドーロ・テクニック」でした。
本記事では、この「ポモドーロ・テクニック」について、初心者向けに説明していきます。
ポモドーロ・テクニックとは?——“25分集中”で人生が変わる仕組み
ポモドーロ・テクニックとは、「25分集中+5分休憩」というシンプルな時間管理法です。
名前の由来は、イタリアの開発者が使っていたトマト型のキッチンタイマー(ポモドーロ)から。
【基本の流れ】
- やることを決める(タスクを明確化)
- タイマーで25分セットして作業スタート
- タイマーが鳴ったら5分休憩
- 4セット繰り返したら、15〜30分の長めの休憩をとる
この「時間を区切って取り組む」というだけで、不思議と集中できるんです。
なぜなら…
- 時間の終わりが見えると、人は集中しやすくなる
- 「今は休める時間じゃない」と脳が自覚する
- 達成感を小さなステップで感じられる
という心理的な効果が働くから。
そしてこの方法は、決して完璧主義やハイパフォーマーのためだけのものではありません。
私のように
「要領が悪い」
「すぐ疲れる」
「集中が続かない」
と悩んでいた人間にこそ、ぴったりの手法なのです。
働き方・ライフスタイル別|ポモドーロ活用法リアル実例
では、実際にどんなふうに活用できるのか?
ここでは、代表的な4つのライフスタイルごとに実例をご紹介します。
【A. フルタイム共働きの事務職(私自身の例)】
私の仕事はデスクワーク中心。
メール返信や資料作成など、1人で黙々と進める時間も多いです。
以前は、「一気に終わらせなきゃ」と思って長時間作業しては、後半に集中が切れる…の繰り返しでした。
そこで、午前と午後それぞれにポモドーロを3セットずつ導入。
具体的には:
午前:9:30〜11:15(25分×3+5分休憩×2)
午後:15:00〜16:45(同上)
これにより、「ここだけ集中すればいい」という安心感が生まれ、逆に休憩時間も有効に使えるように。
午後のダレ感が大きく減りました!
ちなみに、昼イチは、会議が入りやすいため、あえてこの時間にしています。
ダレがちな夕方もしっかり集中力を保っていられるので、おすすめです!
【B. フリーランスや在宅ワーカー】
家にいると「オンとオフの切り替え」が難しい…という方も多いですよね。
そんなときこそ、ポモドーロを“始業と終業のスイッチ”として活用します。
- 朝9時、1セットだけやって「今日も始めるぞ」と身体に信号を送る
- 夕方、「あと2セットだけやって今日は終わり」とゴールを明確にする
また、25分の間はスマホを遠ざける・通知を切るなど、“集中ゾーン”を作るだけで生産性は劇的に上がります。
日中も、単純作業の時は積極的に取り入れられるといいですね!
【C. 家事・育児中の隙間時間タイプ】
育児中は、まとまった時間なんて取れませんよね。
だからこそ、「中途半端にダラダラやる家事」を、25分の集中モードにしてしまうのです。
例えば:
- 子どもが昼寝してる間に「ポモドーロ1セットで洗濯or掃除」
- 夜の食後に「副業作業をポモドーロ1セットだけやる」
- 朝のスキマ時間に「保育園準備+夕飯下ごしらえ」をポモドーロ風に分けてみる
意外にも、25分でできることって、想像以上に多い。
「やる気が出ない」より、「タイマーで始める」が先。
この思考が、1日を動かしてくれるんです。
25分という時間の区切りが集中力を上げてくれるので、この効果を上手く使えると家事の効率が上がります!
【D. 若手管理職(チームリーダー・係長クラスなど)】
30代でチームを任されると、プレイヤーとしての業務に加えて、
部下の育成・進捗管理・会議対応など、“中間管理職特有の多忙さ”が一気に増えますよね。
しかも、「自分の仕事は後回し」になりがち。
そんな方には、“割り込みが入りにくい時間帯を狙ったポモドーロ活用”がおすすめです。
たとえば:
- 午前中の1時間だけ「自分の時間」として2セット確保
- 夕方の打ち合わせの合間に「メール処理を1セットで集中して終わらせる」
- タスクの「段取りだけ」ポモドーロ1セットで考える(あとは人に任せる)
また、ポモドーロの考え方をチームに応用することもできます。
- 朝会で「今日の1ポモドーロタスク」を1人ひとつ発表
- 雑談が多くなりがちなミーティングにも、“25分の枠”を設定して強制終了ルールにする
こうした“集中と制限の枠組み”を取り入れるだけで、
チーム全体の時間の使い方にメリハリが生まれます。
管理職こそ、「自分の時間を死守する意識」が必要。
ポモドーロは、そのための小さな武器になります。
忙しい人こそ、時間を区切って生きよう——最後に伝えたいこと
忙しい人ほど、こう感じるかもしれません。
「25分も集中なんて無理」
「こんなルール、続けられない」
でも大丈夫です。
ポモドーロ・テクニックは、ガチガチなルールではなく「集中のきっかけ」に過ぎません。
たとえば…
25分じゃなくてもいい。
15分でもOK ポモドーロ1セットだけでもいい。
毎日でなくてもいい タイマーじゃなくてもいい。
目覚ましでもキッチンタイマーでもスマホでもいい
つまりは、知っているだけで効果のある方法。
大切なのは、「集中と休憩を意識的に切り替える」こと。
そのたった一歩が、あなたの時間の使い方を変え、
やりたいことに手を伸ばせる毎日につながっていきます。
まとめ
- 「ポモドーロ・テクニック」は、25分集中+5分休憩のシンプルな方法
- 集中力を高め、時間の使い方を変える強力なきっかけになる
- 忙しい人・フリーランス・育児中の人にも応用できる柔軟性が魅力
- 完璧を目指さず、“自分なりのポモドーロ”で小さな習慣を育てよう
「時間がない」と嘆くより、「時間を区切る」ことで、あなたの時間は取り戻せます。
やる気スイッチ+集中力継続の二つの武器をもつ「ポモドーロ・テクニック」。
ぜひ生活に取り入れてみてください!
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