はじめに:「なんとなく不満」こそ、放置しないほうがいい
- 朝起きるのがつらい。
- 仕事に向かう足取りが重い。
- 職場でちょっとしたことでイライラするようになった。
「これといった理由はないけど、最近なんとなくモヤモヤする」
そんな“違和感”を抱えたまま、忙しい日々に流されていませんか?
それは単なる疲れではなく、「今の働き方や環境が自分に合っていない」というサインかもしれません。
ですが、忙しさにかまけてそれを見過ごしていると、心や体に大きな負担となり、ある日突然限界が来てしまうこともあります。
今回は、「なんとなく不満」を放置せずに向き合うための【5つの視点】をご紹介します。
これらの視点を通して、自分でも気づいていなかった“違和感の正体”を言語化することが、次の一歩につながります。
視点1:「何にエネルギーを使いすぎているか?」を見直す
「1日の終わりにぐったりしている」
「週末になると何もしたくなくなる」
そんなとき、単に忙しいからだと思いがちですが、本当にそうでしょうか?
仕事において「疲れの原因」は、大きく分けて以下の2つに分かれます。
- やることが多すぎて物理的に疲れるパターン
- 気を遣いすぎて精神的に消耗するパターン
特に30代・共働き世代の私たちは、業務量に加えて、家庭や育児との両立、職場の人間関係、上司や部下との板挟みなど、見えないところで多くのエネルギーを使っています。
✔ どんなときにエネルギーを使っているか?
✔ どんな場面で「心の中がザワつくか」?
を記録してみると、意外な「不満の源」に気づけることがあります。
視点2:「感謝されている実感があるか?」
毎日頑張っているのに、
「誰にも認められていない気がする」
「報われていない感じがする」
そんな思いが積もると、次第に仕事へのモチベーションが下がっていきます。
人は、“感謝”や“承認”を通じて「自分の存在価値」を感じられる生き物です。
特に、裏方や事務的な仕事・育児や家事など、成果が見えづらい仕事ほど、感謝される機会が少なくなりがちです。
そこで、こんな問いを自分にしてみてください。
- 自分の働きが誰かの役に立っていると実感できているか?
- 周囲からの感謝やフィードバックを感じられているか?
「感謝されていない」という不満は、単なるわがままではありません。
むしろ、その環境に長くいることで自己肯定感が下がってしまうリスクがある重要なサインです。
視点3:「この仕事の先に、なりたい自分があるか?」
日々の仕事に追われる中で、「自分はどこに向かっているんだろう?」と立ち止まりたくなることはありませんか?
今の仕事にやりがいや充実感を感じていても、それが「自分の人生にどうつながっているのか」が見えないと、不安や違和感が募ってきます。
たとえば──
- 「管理職を目指して頑張ってきたけど、本当にそのポジションを望んでる?」
- 「本当はもっと家族との時間を大切にしたいのに、働き方が逆行していない?」
- 「副業を始めたいと思っているのに、今の仕事で時間も気力も削られている…」
こうした違和感は、自分の価値観や人生の優先順位が変わったサインかもしれません。
「この働き方の延長線上に、なりたい自分はいる?」
という問いを持つことは、キャリアの軌道修正をする上でとても大切です。
視点4:「やりたくないことに時間を奪われていないか?」
働き方を見直すうえで、
「本当にやりたいこと」にフォーカスするのと同じくらい大切なのが、
「やりたくないことを減らす」視点です。
✔ 上司の顔色をうかがって無駄に長引く会議
✔ 本当は苦手な営業業務
✔ 無意味な報告資料づくり
✔ 自分がやらなくてもいい仕事の丸投げ処理
こういった「やりたくないけど我慢している業務」は、気づかないうちに心身をむしばんでいきます。
しかも、真面目な人ほど「自分が我慢すればいい」と思ってしまいがちです。
だからこそ、自分の中で以下の問いを明確にしましょう。
- 今やっている業務の中で、本当にやりたいことは何か?
- 「本当はやりたくないけど我慢してやっていること」は何か?
この問いを持つだけで、「今の働き方をどう変えていけばいいか」のヒントが見えてきます。
視点5:「家族やプライベートに与える影響はどうか?」
共働きで仕事と家庭の両立に日々追われていると、「仕事だけの問題」と思っていたことが、いつの間にか家族やプライベートにまで影響していることがあります。
- 子どもとの時間が取れない
- 配偶者との会話が減っている
- 家に帰っても仕事のことばかり考えてしまう
- 休日も疲れて寝てばかり…
仕事への不満は、自分一人の問題ではありません。
家庭や人生全体にじわじわと影響を与えるからこそ、「無理のある働き方」を見直す必要があります。
「自分にとっての幸せとは何か?」
「仕事と家庭のバランスは本当にこれでいいのか?」
この視点に立つことで、「ただの不満」だったものが、「働き方の再設計」という前向きな問いに変わっていきます。
おわりに:違和感の言語化が、自分らしい働き方への第一歩
「これといった不満はないけど、なんとなく違和感がある」
この“なんとなく”を見過ごすことなく、5つの視点から丁寧に掘り下げることで、不満の正体が少しずつ見えてきます。
- エネルギーを何に使っているか?
- 感謝されている実感があるか?
- この働き方の先に、なりたい自分がいるか?
- やりたくないことに時間を奪われていないか?
- 家庭やプライベートに影響を与えていないか?
そして、違和感の正体がわかったとき、ようやく
「転職すべきか?今の仕事を続けるべきか?」
という問いにも、自分なりの判断軸が持てるようになります。
正解は一つではありません。
でも、自分の「違和感」に正直になることで、“納得のいく働き方”へと舵を切ることができるはずです。
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